処暑から白露へ

From summer to autumn

二十四節気 処暑から白露へ

 暦の上では、「処暑から白露」へ移ろってきました。日中の厳しい暑さも峠を越して和らぎ始め、朝方はひんやりとした冷気が漂い秋の気配が感じられるようになってきました。

 朝夕が涼しくなる9月に入ると、みどりいろのみかん、極早生みかんの収穫が始まりますが、地域ではその収穫作業が佳境を迎えています。みかんは大きくわけて、極早生(ごくわせ)、早生(わせ)、中生(なかて)、晩生(おくて)と言った4つの種類に大別されます。

 9~10月頃に出荷されるのが「極早生(ごくわせ)みかん」ですが、夏の名残がぬけきらない季節に出荷されるみかんで、果皮に青みが残っています。果肉がジューシーで酸味がやや強めなのが特徴です。甘酸っぱいのが好きな人にはおすすめです。じょうのう膜(袋)が比較的薄いのでやわらかく食べやすいのも魅力です。

極早生みかんの断面

 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われておりますので、もう暫くは「残暑」が続く事でしょう。季節の移ろいの時期、ご自愛ください。

 

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