「塚田神社」に生息する「ヒメボタル(姫蛍)」について書き込み中です。
塚田神社のヒメボタル(姫蛍)
塚田神社には、ヒメボタル(姫蛍)の生息が確認されています。沢山の写真マニアが訪れてその優雅な乱舞をカメラに収められているようです。写真マニアの間で撮影スポットとして話題になり、撮影に訪れる方も多くなり地域資源の「保護」について、検討する時期にきている様に感じます。
と言いますのも、ヒメボタル(姫蛍)はゲンジボタルやヘイケボタルとは異なり、幼虫時代に水を必要としないホタルであり、メスのヒメボタルは後翅が退化し飛ぶことができません。このことより一旦ヒメボタルの生息環境が破壊されると、その再生は不可能です。
今後愛好家の方々のお知恵も拝借し、非常に貴重な地域資源の保護の観点から話を進めてみたいと考えております。
下の動画は、塚田神社の「ヒメボタル(姫蛍)」ではありません。ヒメボタル(姫蛍)の「発光」時系列によりどの様に変化するのかをお伝えする為に、お借りし添付した動画です。
従前から塚田神社の「ヒメボタル(姫蛍)」の写真を愛好家の方からお借りして乙てすることを告知しておりましたが、この度、「光兼征太郎(みつかねせいたろう)様」から貴重な映像をお借りしてきました。
ヒメボタル(姫蛍)の生態
幼虫は陸生で、カタツムリなどの陸生貝を食べる。日本ではホタルといえば清流を連想するが、ホタル全体では、むしろ陸生の方が普通である。森林内に生息することが多い。
5〜6月に羽化し、かなり強く発光するが、川辺などの開けた場所ではなく森林内などの人目につきにくい場所で光るのであまり知られていない。メスは後翅が退化しており飛行できないため分布地の移動性は小さく、地域により遺伝的特性や体長の差などが著しく、比較的大型のものが分布する地域もある。
成虫の発光は、ゲンジやヘイケに比べると弱いが、鋭く光り、色は黄色みを帯びる。オスは飛翔しながら発光するが、メスは草木につかまった状態で発光する。ゲンジやヘイケの発光は強さがゆっくりと変化するが、ヒメボタルは歯切れ良く明滅する。