耕作放棄地から荒廃農地に…
「耕作放棄地」とは
「耕作放棄地」とは、「以前耕作していた土地で、過去1年以上作物を作付けせず、この数年の間に再び作付けする意思のない土地」の事です。「荒廃農地」とは、「現に耕作に供されておらず、耕作の放棄により荒廃し、通常の農作業では作物の栽培が客観的に不可能となっている農地」のことを表した言葉です。
諏訪免
地区内には、かつて「諏訪免」地区(約18,000㎡)並びに「中ノ切」地区(約7,000㎡)が「荒廃農地」として認識されていました。2007(平成19)年度から実施された「旧農地・水・環境保全向上対策【2011(平成23)年度からは、名称を変えて「農地・水保全管理支払交付金】になっています。)」事業の導入に伴い、2008(平成20)年度に「地域ぐるみでの共同活動」によって「諏訪免」地区(約18,000㎡)は、耕作可能農地として蘇り、現在に至る迄飼料作物が作付けされる農地として活用されています。
中ノ切
「中ノ切」地区(約7,000㎡)については、2007(平成19)年度に「地域ぐるみでの共同活動」によって一旦は荒廃農地を解消されましたが、その後耕作されない状況(「耕作放棄」状態)が続き、再び「荒廃農地」化してしまいました。
中ノ切「荒廃農地」解消作業(2021年〜2022年)
伐採・草刈作業
「中ノ切」圃場(約7,000㎡)の雑木・竹林・雑草等を伐採する作業を行った。雑木はチェーンソ、竹林は草刈機、雑草は草刈モア等の機材を利用し繁茂していた総てのものを伐採した。
集積作業
「野焼き作業」の為に、雑木や竹、雑草が繁茂していた「荒廃農地」の残材集積作業を11月18日(木)行った。
火入れ・野焼き作業
2021(令和3)年度に再び「中ノ切」地区(約7,000㎡)について、「地域ぐるみでの共同活動」により雑草、竹林、立木等が繁茂していた「荒廃農地」が、最終的には11月28日(日)の「火入」で解消され、元の圃場としての姿に戻りつつあります。
今後は、地中の根っこ等を除去しながら、2022年4〜5月頃迄には、耕作可能な農地へと改良されます。
中ノ切圃場字図
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