Midday on the equinoctial week
2020年の彼岸の中日は9月22日です
「ヒガンバナ」が、季節と呼応するように鮮やかな赤色となってきました。22日は、彼岸の期間のうち真ん中にあたる日で、秋分の日を指します。いわゆる「お彼岸」は彼岸の入りから始まり、彼岸中日を中日として、彼岸明けに終わります。
夏も終わり、昼が短くなってきて「昼と夜の長さが等しくなる日」ともいわれる秋分の日。秋分の日とは「祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ日」として国民の祝日に規定されていて、お彼岸の中日でもあります。
そもそもお彼岸とは
よく聞くお彼岸とはなんでしょうか。これは仏教の話なのですが、
・ご先祖様のいる世界を「彼岸(ひがん)」
・今私たちのいる世界を「此岸(しがん)」
こう呼んでいます。
彼岸は「西」に、此岸は「東」に位置するとされています。秋分の日には太陽がちょうど「真東」から昇り「真西」に沈むとされているため、彼岸と此岸がもっとも通じやすいと考えられています。そのため、この時期に祖先を敬い、なくなった人々を偲ぶ、先祖供養をすることになったのだそうです。