緑の募金(グリーンプラン)事業を検討する話し合いで、場所や植栽物について一応の話が出ましたが、最終結論には至っておりませんでした。只、やってみようかという雰囲気ではありましたので、提案書を作成してみました。
▷事業前後の写真(合成)
▷事業実施場所
2020Pampa-grass03▷パンパスグラス植栽による問題点
一部の隊員から、大きく成長した「パンパスグラス」により視界が悪くなるのでは?という指摘が為されていた。先進例の一つとして、細田中学校より少し降った上方公民館付近の状況を確認した。(撮影:2020/09/01)
左カーブになっていて、「パンパスグラス」が大きくなり道路いっぱいに迫ってきて、視界を遮るようになったためにこれからが見頃という時期に刈り取ったとの事でした。一株は、道路との間隔があったが、残り4株は通行車両の視界を邪魔するような位置関係に植栽されていました。
▷県道28号日南高岡線の大藤地区
県道28号日南高岡線の大藤地区の沿道に植栽されている「パンパスグラス」は、直線であることが幸いして、沿道修景、季節の風物としてメディアにもしばしば取り上げられています。
「パンパグラス」の植栽域は従前と変わらないように感じましたが、一部手入れが行き届かず雑草に負けて、消滅株もあるようで期待して行って見た割には失望感を感じました。「こんな筈ではなかったのに〜」といった感じです。
▷県道3号線 串間市大束地区の揚原交差点付近
△パンパスグラスの基本情報
パンパスグラスは、庭植え用の苗として流通するほかに、秋に切り花としてもたくさん出回ります。庭植えのものを切り花として利用する場合、花穂が出る前の棒状のさやをナイフで削って、強制的に若い花穂を露出させると、光沢があってきれいです。ただし、葉の縁がノコギリ状になっているので、手を切らないよう、取り扱いには注意しましょう。
パンパスグラスは、南アメリカとニュージーランド、ニューギニアに分布するススキに似た多年草で、約20種が知られています。栽培されるのは、明治中ごろに渡来したセロアナ種(Cortaderia selloana)です。雌雄異株で、雌株の花穂には長い毛があり、観賞価値が高くなります。
タネまきと株分けでふやせますが、タネをまいて育てると、穂が茶色でやや細い雄株も混じります。耐寒性は強くなく、-2~-3℃程度です。地中まで凍ると傷むので、若苗は凍らせないように防寒が必要です。寒冷地では大株でも防寒しないと、株が弱ります。(転載元:みんなの趣味の園芸 NHK出版)