Meyer Lemon Long-Term Storage Test
マイヤーレモン長期貯蔵試験
現在、「下塚田ふるさと応援隊」では、地域資源である 「マイヤーレモン」の周年販売及び販路拡大を目指し、様々な実験事業を行っています。実験事業の一環として「マイヤーレモンの長期貯蔵試験」を実施しております。
目的
国産の露地栽培レモンの収穫時期は、10月から翌年4 月 までで、出荷開始は10月から、出荷終了は腐敗等の理由から5月となっています。そのため、国産レモンの端境期は通常6 月から 9月迄です。カンキツ産地では端境期の需要に対 応 するため、長期貯蔵を行ってい ますが、貯蔵中の腐 敗等が課 題 となってい ます。
レモン(マイヤーレモン)の長期貯蔵試験の目的は、収穫後の品質を維持しながら貯蔵期間を延ばし、端境期において市場への供給を安定させることです。具体的には、以下のような目的があります。
- 鮮度保持技術の確立
- 収穫後の果実の水分蒸発や腐敗を抑え、鮮度を長期間維持する方法を探る。
- 貯蔵環境の最適化
- 温度、湿度、ガス組成(酸素・二酸化炭素)の調整により、マイヤーレモンの品質劣化を最小限に抑える貯蔵条件を特定する。
- 腐敗や病害の抑制
- 低温障害やカビなどの病害発生を防ぎ、安全性を確保する。
- 風味・栄養成分の維持
- 長期貯蔵中にビタミンCや糖度、酸味の変化を分析し、食味を保つ方法を検討する。
- 市場流通の最適化
- 収穫時期にとらわれず、年間を通じて安定供給できるようにすることで、価格変動を抑え、流通の効率化を図る。
- 包装・処理技術の評価
- フィルム包装、低温貯蔵、CA貯蔵(Controlled Atmosphere Storage)などの技術の効果を検証する。
これらの試験を通じて、マイヤーレモンの貯蔵寿命を延ばし、端境期において市場への供給に向けた品質を維持するための最適な貯蔵方法を確立することが目的となります。
先行するレモン系の貯蔵試験は、周年供給を目指した「広島レモン」やグリーンレモンの長期保存を目指した「菊池レモン」等のレポートがあります。当地で栽培されているレモンの殆どが「マイヤーレモン」です。「菊池レモン」もマイヤー系であり、試験結果は参考になるものと考えられます。
- 貯蔵方法
- 包装方法
- 温度・湿度管理
- 試食等によるアンケート調査
- Link:菊池レモンの長期貯蔵における最適温度
