「デジ活」中山間地域 初回ヒアリング

Digital Activity First Interview

「デジ活」中山間地域 初回ヒアリング

2024年11月15日(金)13:30~15:00 下塚田公民館で開催

 農林水産省職員の現地訪問による地域課題・ニーズの聞き取り、事例・施策の紹介、活動のフォローアップ、重点伴走支援等に寄与するための初回ヒアリングが開催されました。

 当地域の基幹産業である農林水産業の「仕事づくり」を軸として、地域資源やデジタル技術を活用し、多様な内外の人材を巻き込みながら社会課題解決に向けて取組を積み重ねることで地域の活性化を図ろうとしています。当地域も「デジ活」中山間地域として登録され、本年度は「個別支援」のサポートを受けて取り組んでいます。

 テレワークの普及や地方移住への関心の高まりなど、社会情勢がこれまでとは大きく変化している中、今こそデジタルの力を活用して地域創生を加速化・深化し、「全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会」を当地域においても実現実装化を目指しています。

参加者

  • 下塚田ふるさと応援隊 事務局担当 日髙 荒武
  • 日南市 産業経済部 農政課 日髙課長補佐
  • 宮崎県 南那珂農林振興局 黒木主事
  • 九州農政局宮崎県拠点 菊池地方参事官 ほか2名 
第1回ヒアリング調査(九州農政局宮崎県拠点)

 ヒアリング調査は、その柔軟性と深い洞察を得られる点で非常に有力な調査方法です。調査者の技術や調査設計によってその効果が大きく左右されるため、準備が重要です。今回のヒアリング調査においては、事前にメールや電話にての意見交換等を行い、詳細については当Webにアップしてある情報を元に行われました。調査官の方で準備頂いた資料も細部にわたるものであり、有意義な調査であったと実感しております。

「デジ活」中山間地域とは(農水省のHPより転載

 中山間地域等の条件不利地域では、人口減少や高齢化が都市に先がけて急速に進行しており、農業の効率性や生活サービス、交通手段などの面で様々な課題を抱えています。一方で、例えば、中山間地域の人口は全国の約1割に過ぎないものの、農業産出額と耕地面積ではそれぞれ4割を占めるなど、中山間地域等は、我が国の中で重要な役割を果たしており、また、その豊かな自然や魅力ある地域資源・文化等は、次の時代につなぐ価値ある拠点としての可能性を秘めています。

 このため、基幹産業である農林水産業の「仕事づくり」を軸として、地域資源やデジタル技術を活用し、多様な内外の人材を巻き込みながら社会課題解決に向けて取組を積み重ねることで活性化を図る地域を「デジ活」中山間地域として登録し、関係府省が連携しつつ、その取組を後押しします。