設立趣意

「下塚田ふるさと応援隊」設立の趣意について記載してあります。

Purpose of establishment

3つの「C」

 私達は、組織化にあたり、数年に渡り地域の現状、問題、課題等々幾度となく話し合ってきました。漸く「共感(compassion)」「共生(cohabitation)」「共同(collaboration)」…共に感じ、共に生きて、共に活動する組織の立ち上げで合意できました。

地域の課題…

「限界集落」提唱者である社会学者大野晃先生(当時長野大学教授)を県の補助事業で当地(下塚田地区)にお招きしたのが2008(平成20)年です。既に十年以上も前のことです。当地区も55歳以上が過半で、近い将来担い手確保が難しくなり、「準限界集落」から担い手の確保と社会的共同生活の維持が困難になる「限界集落」へと高齢化が加速度的に進んでいます。担い手減少が当地区の最大の課題です。

下塚田公民館で公演中の大野晃教授 (2008/03/08)

心豊かで安心して暮らせる地域社会の保全を目指して…

 地域社会の共同生活の維持が困難な「限界集落」にならないように、お祭り、冠婚葬祭、農地や関連施設の維持管理、住環境の保全整備などの地域貢献活動を通じ、「人々が心穏やかに心豊かに安心して暮らしていける地域社会の保全構築を目指しております。

 誰でも、住み慣れた地域で安心して、いつまでも自分らしく暮らしていくことは、誰もが抱く願いです。そのためには、身近な地域で「人と人とのつながり」「地域での支え合い」がとても重要です。

創立メンバー