LINE(ライン)の情報保護不備で

LINE information protection deficiency 20210318

LINE(ライン)利用者の個人情報保護不備

 対話アプリ大手LINE(ライン)利用者の個人情報が中国の関連会社で閲覧可能となっていた問題をめぐり、個人情報保護委員会の福浦裕介事務局長は2021年3月19日の衆院内閣委員会で、技術者4人が日本国内のサーバーに計32回アクセスしていたことを明らかにした。立憲民主党の後藤祐一氏の質問に答えた。(2021年3月19日時事通信

LINE(ライン)とは何ですか?

 LINE(ライン)とは、韓国のIT企業ネイバーの日本法人、LINE株式会社(旧:NHN Japan)が提供するインスタントメッセンジャーである。スマートフォンやフィーチャーフォンなど携帯電話やパソコンに対応したインターネット電話やテキストチャットなどの機能を有します。

 LINE(ライン)は、サーバにメッセージ内容を保管します。LINE のサーバは韓国のソウル市などにあり、メッセージデータは最終的にすべて韓国内のサーバに保管されています。

まとめ

 中高生や大学生が個人として「今日どこへ遊びに行く?」とか「今、ラーメン食べてる!」など他愛のない会話ならLINE(ライン)でも問題ないでしょう。仮にデータが漏洩したところで実質的な損害は無い筈です。

 しかし、会社やPTAなどの連絡網で LINE(ライン)を使っているのであれば、あまりにも無防備です。もう少しネットセキュリティを意識しましょう。企業の宣伝広告活動としてLINE(ライン) で発信するのは良いですが、社内の連絡に LINE はセキュリティ的に不適切です。