雨に濡れる椿

Camellia getting wet in the rain 2021

降雨計の雨量が10mmを超えています

天気予報通り午前3過ぎから降雨となっています。時間雨量は2〜3mmですが、午前9時現在累積雨量は10mmを超えています。

 一口に雨と言っても、さまざまな降り方があります。そして雨の名前も、降り方や降る時期、時間帯、また季節や感情によってもさまざまな呼び名で呼ばれています。例えば、弱く細かく降る「小雨」「霧雨」「小糠雨」(こぬかあめ)「時雨」。日本人の自然に対する繊細な感覚がニュアンスの違いを感じて、多彩な表現を生み出しています。

 今朝の降りかたは、「小雨」と表現すべきでしょうか。地区内の至る所で「椿」の花が咲いていて、時々雨の雫が落ちて葉を揺らしています。小鳥達は雨宿りでしょうか、耳をすますと時々さえずりが聞こえてきます。

時々雨の雫が落ちて葉を揺らしています 2021/02/06

 素朴でどこにでも見かける椿ですが この季節は特に美しい花を見ることができます。ヤブ椿、雪椿、乙女椿は有名ですが、江戸時代にはすでに200種を超え、明治時代には海外にも紹介されて各国でも多くの園芸品種が作成され、現在では2300種以上あるとされています。

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