一雨ごとに季節は動き…

一雨毎に厳しい暑さが和らいで…

　午後になり、雨が降り出し、酷暑の夏もいよいよ終わり〜。午前中の暑さが嘘のように和らぎ、心地良さを感じます。

　地球が太陽の周りを回っている限り、季節の移ろいは誰にもとめられない。季節は巡る。夏が終わり秋が来て、冬になって春に変わり、そしてまた夏を迎える。しかしその巡る季節でさえ同じであることは決してない。例年という言い方は、人間が安心したいがためにそう呼んでいるだけであって、同じ季節が二度と来ないことは誰もが知っている目をそむけられた事実である。

一雨一度

　秋の気温の移り変わりを、一回雨が降る毎に気温が１度下がるとして、「一雨一度」と呼ぶことがあります。雨を降らす原因である低気圧の後ろ側には北から冷たい空気が流れており、低気圧が通過した後は大陸から冷たい空気が日本付近に流れ込み、気温が下がります。こうして雨が降るごとに気温が少しずつ下がり、秋が深まります。