「ごくわせみかん」出荷始まる

　かんきつ類の生産が盛んな宮崎県日南市で、ごくわせみかんの出荷が始まりました。

　日南市では、温暖な気候を生かして収穫時期が普通のみかんより２か月から３か月も早い、ごくわせみかんの栽培が行われています。市内にあるＪＡの選果場には、日南市のほか、隣の串間市で収穫されたごくわせみかん、合わせて６５トンが運び込まれました。

　みかんは大きさや品質ごとに選別され、次々と箱詰めされていきました。これらは、主に関東・関西地方に出荷されるということです。

　ＪＡによりますと、日南市と串間市では例年並みの１５６０トンの出荷が見込まれているということです。「ＪＡはまゆう」総合企画課の矢野温子さんは「ことしは梅雨明け後の高い気温で、去年よりも糖度の高いおいしいみかんになっています」と話していました。（転載元記事はこちら）